クルピ解任と宮本恒靖監督就任

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はい。

グッバイ、クルピ

「溺れる者は藁をも掴む」と申しますが、2017年の後半、散々な試合を見せられ続けていく中で、これ以上悪くなることはないだろうというところまで落ちたガンバ大阪でしたが、結局その手に掴んだのは藁だったんだなぁという気持ちです。
開幕当初は「これはなかなかしっかりした藁なんじゃないか?」とか思ってましたけどあれは錯覚だった。
目が眩んでたと言っていい。
ザ・フシアナ。
本来ならば頼りにならないものを「溺れるよりはマシ」とばかりに掴んでしまった結果がこのざまである。
豊かな選択肢を持てないというのが弱者の弱者たるゆえんであるなぁと思わずにはいられない。
まぁその藁をアホみたいな顔して持ってきたのはうちの強化部長なんですけど。
まだ居座っているな。

まぁでもこれまでのことはいいや。
恨み節も言い出したらキリがないし、「自由度が高すぎた」ぐらいで留めておくのがちょうど良いのだろうと思う。
レヴィー・クルピ氏におかれましては、老後にむけていい稼ぎになったでしょうからこれからはブラジルで悠々自適に暮らしてください。
お互いに不幸ではあったけれども、「Vida que segue!」(= Life goes on!)てお前が言うなって感じだわw

そんなことより宮本恒靖だ!

てことで宮本恒靖ですよ。
まぁどうしても2012年の松波のことを思い出してしまいますよねー。
あの時と同じ切り捨てられ方をするんじゃないかと。
クラブのレジェンドを。
ここまで指導者としてじっくり育ててきたのに大事なところで見切り発車。
強化部の不始末のケツ拭いをさせられている。なんでこんな仕打ちをするんでしょうな。次善の策が最後の切り札とか理解に苦しみます。
我が軍のフロントは両手をしばっておいて戦いを強いる癖がおありだから困ったものです。


で、宮本監督。
バカンスを中断してまで火中の栗を拾ってくれたんだからホント恐縮というかめっちゃ応援してる。
まじで成功してほしい。

「宮本恒靖」というのは、ガンバ大阪というクラブが持ってるうちでいろんな意味において最高のカードだ。
それを切ったということは後がないということ。
本当はいろいろとコーチとしての経験を積ませ、満を持してのトップの監督に就任という日を待っていたのだけども、アホな強化部長がヘタを打ったせいでこんなことに。
世界中3,000万人のガンバサポが予想はしてたがその日がこんなに早く来るとは。

これまで現役時代も含めて苦境においては何とかしてきたのが宮本恒靖。
劇的な逆転満塁ホームランなんかを打てる人ではないけども、それなりの結果は残せる男だと思ってる。
こんな事を言うとあれだけども、今回も満点ではないながらもそこそこの結果を出すと思う。
この現状を任されてどんな着地をさせるのか。


とりあえず藁ではない、しっかりとした救命ボートだと信じてる。
いったん陸まで戻って、未来についてはそのあと考えよう。
それから改めて立て直そう。
それだけの寄る辺はまだこのクラブには残ってると信じてる。
トップチームの選手たちのクオリティ、優秀なアカデミー育ちの選手たち。
あとちゃんとした強化部長求む。社保完備。


いやー、でもJ1未経験の監督なのにこのホッとした感?山を越えた感?すごい。
クルピって何だったんだろうな。
それを呼んだ梶居強化部長もな。
どうしてくれんねんて感じ。
サポーターってほんとクラブに対して何にもできないんだなと心底思わされた半年(去年からも入れると約1年)でしたわ。

まぁでもこれからが楽しみ。
どんなサッカーを見せてくれるのか。
宮本恒靖が喜ぶ姿を見たい。