W杯本大会出場決定。

まぁ特に言いたいこととかもないんですけど将来見返した時のために軽く残しておく備忘録的な何か。

http://www.jfa.or.jp/national_team/topics/2013/272.html
http://www.jfa.or.jp/national_team/topics/2013/272/MR_20130604_JPNvsAUS_J.pdf


アンラッキーなゴールとラッキーなゴールで1−1のドロー。
日本代表は初出場から5大会連続で本大会出場を決めた。
おめでとうございます。
これで来年6月のブラジルで出場国がキャッキャウフフしてるのをハンカチ噛み締めながら見ることもなくなって嬉しい。

しかし何だろう。
この達成感のなさは。あるいは予定調和的な感じは。
まぁ普通にやれば突破するだろうと思ってたらやっぱり普通に突破しましたね的な。
回を重ねるごとにその思いは強くなってる気がする。
2005年の北朝鮮戦、無観客試合の大黒のゴールのあれとか、2009年のウズベキスタンのあれとかもそうだけど、段々印象が薄くなってるような気がする。
正直どんな試合だったっけ?ってちょっと自分のブログとかを遡ってみたりした。

もちろん最終予選に簡単な試合はないと思うし、甘くないというのも分かってる。
選手たちの成し遂げた勝利の価値はいささかも損なわれるものではない。
でも何ていうかこうぶっちゃけて言うと正直ハードルは下がってるよなぁというのは感じざるを得ない。
アジアに与えられた4.5もの出場枠のせいで。
それだけあれば日本が出られないはずがない。
そういう緩さというか、ギリギリな感じのなさみたいなのがあって最終予選に緊張感が保てないここ最近のアジア予選です。
まぁこんなことを言うと杉山茂樹みたいであれなんですけども。

数年後、この“埼玉の苦笑い”の無駄に劇的な決着を僕はくっきりと思い出せるだろうか。
ドーハやジョホールバルがあまりにも日本のサッカーシーンにおける画期な出来事だっただけに、余計にそういう思いが際立ったりします。
まぁさすがにあれと比べるのもどうなんだと自分でも思うけど。

でもこうやって「あー、そういうのもあったねー」という共通の記憶を積み重ねることで日本のフットボール文化というのは深まっていくのかもしれないなと思ったり。
なんか今はそんな気分。
まだ20年。
20年後のアジアはどうなってるんだろうと思いを馳せつつ来年の本大会を楽しみに待ちたい。