ずっとすりすりしている。

財布を買った。
新しい革小物を買うというのは、単に日常的な道具を買うこと以上に趣味性の高いモノであるので、そういった所有欲が満たされるというのが一つの効能としてある。「あれ欲しいなー」と思ってたものを手に入れたら何でも満足度高くてウヒヒヒとか思って内心ニヤけっぱなしなわけですし、それが買い物の醍醐味でもある。必要に迫られて買う乾電池や時刻表などではこうはいかない。
そもそも何で財布を新調しようかと思ったかというと、そこから説明するのかよっていう感じですけども、昨年個人的に応援しているガンバ大阪が国内三冠を達成して、こんなことは次いつあるか分からない、何か記念になるものを購入しなければならぬというよく分からない使命感に駆られ、ならば長持ちするもの→革製品とかどうだ→財布とかいいんじゃないかってことで新調することにした。
じゃあどこの買うよ?という話なんですが、特に喫緊に財布を買わねばならぬという事態に陥ってなかった身としてはいささか迷ったわけですけども、そういえば「次買うならここのだなー」と思ってたブランドというかメーカーがあったのを思い出し、検討と下調べを重ねた上で京都の実店舗を訪れて購入に至った次第であります。質の良い革というのは経年変化を楽しめるのが嬉しい。経年変化大好物。サドルプルアップ最高。
というわけで今日も新しく綺麗な財布を無駄に手に取って、どんな風にエイジングしていくか想像しながら表面をすりすりしたりしている。