雲ヶ畑と持越峠と裏京見峠とハンバーグ。

なんかもうタイトルだけで全部言い切った感もありますが。
先週の日曜日、ルヴァンカップ決勝での敗戦にさめざめと涙を流した次の日に、青黒自転車部のみんなで美味しく楽しいライドに行ってきた。

コースはこんな感じ。

御幸橋から桂川沿いを北に走って上洛を目指す。



御幸橋に行く前に一部のメンバーは関西医大に集合してから向かうことに。
淀川沿いの関西医大から北の道は、あのやっかいな車止めも減って歩行者も少なくなるので自転車的には快適な道。
なので、迷惑にならない程度に横に並んで走ったりしてサドルトークも盛り上がる。
新しく自転車趣味を始めたパートナーを連れていくにはどんなコースが最適か、いきなり山を越えて亀岡まで行くのはアカンやろ、それはそうとパークリーというのがあってやな、2,000円でレンズ3枚ついてくるらしいで等々、おもしろ話は尽きることがない。

目を三角にして必死にタイムを競うチーム練習もそれはそれで素晴らしいけれども、個人的には複数人で走るときはこうやって楽しく時間を過ごすのが好きだ。
そういうところにグループライドの意味があると思ったりする。



御幸橋に着いて全員と合流。
今日は雲ヶ畑検定試験の日なので(何)、そこはかとない緊張感があったりなかったり。
まずはセブンイレブン西京極運動公園店を目指し、そこでバナナを調達し、そこから三条〜西大路丸太町通堀川通と繋いで賀茂川と合流し、何か山っぽくなってきたなーなんて思ってたらそこが雲ヶ畑である。
いつの間にか始まるヒルクライム
ヒルクライム

ここ雲ヶ畑は関西ヒルクライムTTに登録されているコースの中で最も平均斜度が低い高速コースとのことで、話には聞いていたけどこれほどとは…という感じ。
なので調子に乗ってガンガン踏んでこれは峠ではないのでは?という感じで走っていたのだけど、カーブミラーから目を切るタイミングが遅れて&ブレーキが遅れて直角コーナーを曲がりきれずオーバーラン
道路脇のワイヤーロープに突入しかけたところを何とか踏みとどまったけどもシフトレバーをガリガリガリッとやってしまった。
トホホである。
まぁ指に軽い擦り傷をした程度で、大きな怪我もなく派手な機材トラブルになることもなく、不幸中の幸いなのかなぁと思いつつ、周りにも迷惑をかけてしまって反省しきりである。
遊びで怪我することほどアホらしいことはないので気をつけねば。

まぁそんなこんながありながらもゴール地点である洛雲荘に着いて休憩。

雲検受験者も無事合格したらしく、ビクトリーランをこなし、めでたいなーなんて言いながら、何級なの?みたいな感じで無事終了。
合格証書とかは特になかったです。

そのあとはすぐに持越峠。

雲ケ畑は鴨川の上流に位置するため、ここで鴨川に流したものは良いものも悪いものも、全て京都御所のある京に流れ込む。そのため、同集落で死人が出た場合、この峠を遺体を持ち越えて、隣の真弓集落で葬儀をしたという習慣があった。

遺体を持ち越した峠。
やっぱなんかあるんだわ(笑)。

ここがキツかった。前日に淡路島で140kmとか走ったので疲れが残ってて辛かった。
でもこのあとには美味しいハンバーグが待っていると気持ちを強く持ってペダルを踏む。
峠のピークは寒かったです。


そのまま裏京見峠を登ってその途中にある本日の第二目的地「山の家はせがわ」に到着。

着いた―!
お腹減ったー!

注文したのはエビフライとハンバーグのセット (スープ・サラダ・ライス付)。

うんめえええええwwww

もうエビフライサックサクのプリップリ。
そしてメインのハンバーグは「うまい」「ああ」「たまらん」などと全員に語彙力の低下が見られました。

お腹が減ってたのでライスは大盛りでもよかったなーとか思ってましたけどもハンバーグ自体が結構ボリューミーなので十分満足でした。
6人全員が同じ料理を頼んだわけでもないのに、全員同時に出してくれたというのも素敵でした。
そういう地味な心遣いがとても嬉しいですね。
雰囲気のいい店だしまた行きたい。


そのあとは京見峠を下って西大路峠(!)を下り、桂川沿いをまた走っておのおの流れ解散。
帰りの淀川沿いがスーパー追い風タイムで最&高でした。
ああいうのを毎回お願いしたい。


そんなこんなで今回のライドは終了。
気心の知れた仲間とのライドはなにものにも代えがたいものがある。
時間の過ごし方としてトップ3には入るかもしれん。
きれいな景色と美味しい料理と楽しい会話。時々苦しい上り坂。
ほんと楽しい。
また行きましょう。


https://www.relive.cc/view/746107424