ガンバ大阪のクラブ経営情報2015

ご無沙汰しております、百舌鳥日記を書いてる人です。
気付いたら2ヶ月以上も放置してたのかこのブログ。
もうやめたのかと思ってた。


さて、表題の件。
Jリーグの2016シーズンも終わりCWCも閉幕し、あとは天皇杯を残すのみなこの時期にめっちゃ今更なんですけども、来年のガンバ大阪に想いを馳せた時に「はて、そういえば去年の経営情報って発表されたっけ?」と思い至りまして、Jリーグ公式に確認に行きましたらば今年の7月にしっかりと公表してた。

全然スルーしてたわ。
そういえばその頃まともにニュースを追っかけれてない時期だったような。


ということでちょう今更ながらに2015年の数字を振り返り。
サラッと。


ガンバ大阪 クラブ経営情報*1
今年もGoogleドキュメントに載せてます。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/10KIwU-shWaWYFypt3D_nkk0Z_bA8fKxBzCFXlGddDa8

だいぶ貯まってきた。

そしてこれの過去10期分をグラフ化。

  • 営業収益推移

  • 営業費用推移

  • 年間入場者数と1試合平均入場者数



はい。
どの数字もクイッと右肩上がり感。

2015年シーズンはどんな感じだったかといいますと、

・3冠の翌年
・藤ヶ谷、小椋、長沢加入
・佐藤、河田、小椋放出、キムアツ引退
ゼロックス優勝
・リーグ2位(年間勝ち点3位)
ナビスコ準優勝
・スル銀準優勝
ACLベスト4
天皇杯優勝
・CS進出
・万博ラストイヤー
・年間60試合


こんなところでしょうかね。
ほか何かありましたっけ。

やはり営業収益がドンと増えて40億突破なのが目を引きます。
年間60試合も戦ったということで、入場料収入が2億円ほど増えて約8億円。
過去5億円〜6億円あたりを推移してたのに8億円。
マシマシ感すごい。

それに合わせてグッズ収入も大幅に増えたようで、そのあたりのことはサポミでも触れられておりましたね。

支出に関しても増えております。
んが、まぁそれはね。
新スタ建てたしね。
2017年からは大規模修繕費も年間1億5,000万円になりますし。
いろいろ物入りになることでしょう。
そのぶん補強には回さなかったのかなぁという印象ですが。

年間ホーム入場者数は384,418人。
(これはリーグホーム戦だけでなくナビスコACL、CS、スル銀のホームゲームも含んでます。)
1試合平均入場者数も増加して14,237人。
優勝争いするとやっぱ客足増えますよね。

ちなみに2016年はリーグ戦ホームゲームだけに限れば430,806人、1試合平均25,341人という数字を叩き出しております。
新スタ効果すげぇ。

そういう環境の変化もあってこれまでガンバは万博でやってる限り何やったって40億円規模止まりだったわけですが、今年2016年はついに50億円の大台を越える見込みとのこと。

吹田スタジアムの完成はクラブ収益にも大きなプラスをもたらしている。16年シーズンのサッカークラブとしての営業収入は50億円を超える見通しだ」と前田氏。

すごいねぇ。
これをどこまで伸ばせるかねぇ。
ネーミングライツとかも気になります。


そしてそれだけでなく来季からはJリーグからの配分金が大幅増になります。

2017年度(平成29年度)予算について:Jリーグ.jp

>クラブへの配分金 13,504百万円

ひゃ、ひゃくさんじゅうごおくよんひゃくまん……。

倍増すげぇな。
優勝賞金が3億になるのもありがたいんだけど、それより重要なのがご存知「強化配分金」
これまでと違って配分金に傾斜を付けるとのこと。
格差を付けて富めるものはより富みやすくなる方向。

1位には15億円強が最長3年に渡って支給されることとなり、2位が約7億円、3位が約3.5億円、4位が約1.8億円支給される。

これな。
なので来季はACLも大事*2だけども、J1タイトルをこそ是が非でも獲りたいところ。
連覇なんてすればウハウハだし、常に上位争いすることによって雪だるま式に懐が温まっていくってスンポーよ。
雪だるまを大きくするためには常に新雪の場所を転がさないといけません。
後塵を拝してちゃダメ。
そんなんじゃいつまでたっても大きくなれない。
先行者利益でいい思いをしたい!!


まぁそんなこんなで。
定点観測ということで。
来年はいいシーズンにしたい。


【リンク】


【関連】

*1:2007年度は決算期を変更したので12ヶ月でなく10ヶ月の数字になってます。

*2:出られればですが。