ACL MD6 城南FC戦

ガンバ大阪 2-1 城南FC

最高の勝利でしたな。
怪我人だらけのチーム、負けられない試合、万博の雰囲気、そして宇佐美とリンスのゴール。
特に後半が熱すぎた。
イケイケドンドン、ガンガンいこうぜ、みたいな。
倉田が入ったあとあたりからさらに。
ACLってやっぱり面白い。
そして前半のことは忘れたい。
ファン・ウィジョのすごいゴールとかあんまり思い出したくない。


この日は監督の采配が冴えてた。

55分 小椋→岩下
丹羽が右SBに入って岩下と金正也のCB。
小椋のSBもよかったけど岩下が入って落ち着いた。
後ろからのビルドアップ。
前半は攻め急ぎというかポンポン縦に蹴ってロストしてカウンター喰らうみたいなのばっかだったけど(そしてそのおかげで中盤脇のあたりがスカスカ気味)、岩下が入って落ち着きました。
やはりあのフィード能力とか守備のあれこれとか得難い選手ですな。


58分 二川→リンス
リンスが2列目かな?と思ったらパトとの2トップ。
そして宇佐美は左MFへ。
これがちょっと効いてましたね。
宇佐美のマークどうするんだみたいな。
そこをトップに当てたりドリブルで切り込んだり。
守備も頑張ってましたよ。

そしてゴールシーン。
左サイドから上げたクロスがそのままゴールに吸い込まれる。
パトリックが触ったかな?と思ったけど宇佐美のゴールだったようで。
バースデーゴールおめでとう。
彼が決めると負けないとかいうのあれもうどれぐらいでしたっけ、30ぐらいいってましたっけ。
でもパトの走りこみも良かったですね。
あれのおかげでGKがボールに集中できずそのまま入った的なとこもあるし。

何にせよ素晴らしかった。
これで1-1。
チームにも勢いが出てきた。
万博のボルテージも上がる上がる。


75分 藤春→倉田
3バック?と思ったがまさかの倉田左SB。
だよね?
上がりっぱなしで全然戻ってなかったけどw

本人も『え、左ですか?』と言ってきましたけれど、ホントにスクランブルでした。

このへんからもう攻め一辺倒。
聞くところによると相手も10連戦?とかで後半中頃からもう足も止まり始め、城南が泣くまで殴るのをやめないガンバ。
そんな中での決勝ゴール。
セットプレーから遠藤さんの上げたボールを岩下が落としてリンスが押しこんだ。

逆転気持ちいいー。

最後は時間稼ぎ的な鹿島りを見せてたけども、あんまり意思統一されてなかったのか、ゲームを殺すのかもう1点取りに行くのかよくわかりませんでした。
守り切れる気もしなかったけどねw

そして4分のアディショナルタイムを経て終了のホイッスル。
勝ったーーー。


2連敗というどん底から始まったグループステージを見事に突破。
しかも首位のおまけ付き。
ACLは勝ち点が並んだ場合得失点差ではなく当該チーム同士の対戦成績により順位が決定するんですね。
ブリーラムとの1分けがここで効いた感じでしょうか。
あの万博でのブリーラム戦が終わったあと、「このあと3連勝します」と信じていたので、今は「な?」という気持ちですが、それでも厳しいな……とは思ってた。
それがきちんと突破だもんな。
すごいよガンバ大阪


アジアでの戦いにおいては、チームの持てるすべてを賭け金にしなければ何も得ることができない。
ことによると自尊心やプライドまでズタズタにされるのだが、だからこそ勝利で引き換えに得られる歓喜、興奮度は増す。

やっぱりACLは面白い。
中毒性高いです。
ガンバ大阪アジアツアー2015。
まだまだ続きます。