市立吹田サッカースタジアムこけら落し Panasonic Cup

英国の古い諺に、『新しい箱には、常に次の幸せが詰まっている。A new box is always filled with new happiness.というものがありますけども、まさにその通りに僕らの新しい箱である新スタジアムには、みんなの喜ぶ顔と幸せが溢れかえっていました。
美しい緑の芝生と真新しいスタンド。
この瞬間を迎えることができて本当に良かった。
まぁそんな諺は全然ウソで、今適当に俺が思いついただけなんですけども。
本当に良かったですね。

新シーズンを迎えて気持ちの高揚するサポーターたちと青黒の戦士たち。
一生に一度あるかどうかという自分たちで手にしたホームスタジアム。
そのこけら落としの時。
すべてが希望に満ちた風景でした。
僕はこの夢のような光景を一生忘れないだろうなーと思う。

竣工式とか新スタツアーとかでもうすでに内部は何度も見ていたし特に新鮮味は感じないかなとか思ってナメてましたけれども、実際に観客でいっぱいになってチャントが鳴り響き、選手たちがプレーするスタジアムを目の当たりにすると、ジワッと涙がこぼれてしまいました。
たぶん笑ってるのか泣いてるのかよくわからないような表情だったと思う。
本当に長かったですな。
ガンバ大阪を好きでよかったし、万博が好きでよかったわーとめっちゃ思った。


試合の方は名古屋さんに3-1で勝利。
Panasonic Cup 2連覇。
すごいな。

ファーストゴールがオウンゴールという寄附で建設されたスタジアムらしい幕開けでしたけれども、PSMとしては非常に期待を抱かせてくれる内容でした。
新戦力のアデミウソン藤本淳吾もこれから連携が深まったら…という期待を持たせてくれる活躍ぶりでしたし、右SBでスタメンを飾った初瀬もジェソクや米倉のバックアップを余裕でこなせるだろうというプレーを見せてくれて非常に頼もしかった。
CBの補強はやっぱ必要だったよなーというのも同時に感じましたけども。

今季の1stセットになるのかな?という前の4人(パトリック、アデミウソン、宇佐美、藤本)はまだ我が出せない遠慮してる部分もあったように思うけれども、ここが上手く噛み合えばとてつもない前線になるような気がする。
アデも宇佐美も藤本も全員クッソうますぎ。
簡単なプレーを見てるだけでも楽しい。
そしてセットプレーでのちゃんとした左足のキッカーが入ったのも頼もしいですね。

ベンチに倉田、阿部、大森というのも贅沢すぎるんですけども「フタは?フタは!?」という気持ちがすごかったです。
まぁ今季も確実に過密日程になる予定ですからあれですけども、本当に2列目より前は競争が熾烈ですね。
僕らのコンコースでのスタグルメ争いも熾烈ですけどもそれ以上です。


まぁそんなこんなで。
この日のことはもっともっと書きたいこととかありますけどもそれはまた別の機会にするとして、とりあえずは遂にこの日を迎えることができて幸せという以上にないです。
多幸感がすごかったので一日たっても余韻がすごい。
今のところこの思い出だけで無人島で暮らせそう。
何かよく分かりませんけども。

早く次のホームゲームを見たい。
できるだけ多くあのスタジアムでガンバを見たい。
これからずっと通い続けます。
死の床に伏すその日まで。
よろしくお願い申し上げます。