来年の手帳

ひさびさの文具ネタ。

僕は毎年翌年の手帳は年末の12月も終わりかけみたいな時期に買ってて今年もそろそろ買わなきゃなと思ってたんですけども、思うところがあって今年はついに手帳を買わないことに決めた。
ついにこの日が来たかという感じ。
スケジュール管理方面の物理的な手帳とはさよならだ。


今まで使ってた手帳は能率手帳ゴールド。
レフト式で(これ大事)、紙質も素晴らしく(これも大事)、ほぼ確実に廃番にならず(これが一番大事)、ハガキ大のちょうどいいサイズ。
やっぱ言うても紙の手帳が一番でしょと。
バッテリーいらずだし起動まで0.3秒だし突然データが消えて真っ白とかにならないし。
と、思ってた。

でもここ1〜2年ほど、手帳を開く機会がだんだんと減ってきた。
前までは客先で予定を確認する時にスマホをいじるのがはばかられるみたいなのがあったけれども、もう最近はそれもいいかなと。
もうそろそろ「何してんだコイツ」とは思われんだろう。
スマホでスケジュール管理はもうそんくらいの市民権は得てるはず。

あと紙の手帳はGoogleカレンダーのバックアップというかそんな感じの状態だったので、デジタルとアナログの2ヶ所に予定を書き込むのがだんだんと面倒になってきた。
書き留めておけば出先やどんな場所でもパッと見ることができてそれはそれで便利な部分もあるのだけど。


ということで紙の手帳は2015年限りでおしまい。
お疲れ様でした。

で、来年からはどうするかと言いますと、これを使うことにしました。


ユナイテッドビーズのデイリープランナー。
A4サイズのレポートパッド。

毎日仕事を始める前にこれに書き込んでいく。

  • 今日の予定を「Time table」に。
  • ToDoをチェックボックス欄」に。
  • こなしたタスクやその日何をしたかを「Activity」に。
  • 一番下にメモなど。

これを書き出して、デスクワーク中ずっと机の上に置いておく。(僕は机の右SB的なポジションに置いてます。)
何か新しいタスクや予定が入ったらメモ欄やToDo欄に追加で書き込んでいく。

そして終業後、ここに集まってる情報を整理し、それぞれの管理先に振り分ける。

  • 予定に関することはGoogleカレンダーに。
  • 残ったタスクについてはTodoistに。
  • 検討事項や、何か考えないといけないこと、構想を練らないといけないことだけはロイヒトトゥルムのミディアムサイズの方眼(ここは紙のノートですね)に。

(ちなみにこのTodistはかなり使いやすい。今までいろいろ使ってきたけどほぼベストかもしれん。)


で、使い終わったその日のレポートパッドはスキャンしてGoogleドライブに保存してからシュレッダーにポイー。
捨ててしまいます。
この瞬間がちょっと嬉しい。
何も手元に残らないのでスッキリ。
快感ですらある。
そして翌朝、またGoogleカレンダーやTodoistを確認しながらその日のレポートパッドに書き込んでいく。
便利。


考えてみたらこれって1日1ページ手帳とやってることはほとんど同じなんですね。
捨てることと情報をクラウドに分散管理すること以外。
ほぼ日手帳とかの1日1ページ手帳は365日分を毎日持ち歩かないといけないけれども、これだとその必要はない。

必要なときに取り出せればいい情報はデジタルに。
記憶に定着させたい情報や重要項目についてはアナログに。
そんな感じでいってみようと思います。
思いますっていうか、もう既にちょっと始めてて今のところなかなかいい感じです。

あとノートへの書き方は「Bullet Journal」の手法をアレンジしてやってます。
まぁでもそれはまた別の話。


なんかそんな感じ。
僕はペンは手の拡張で、ノートはペンを通して脳と繋がった端末だと割りと真剣に思っていて、なのでなかなかアナログ的なものが捨てられないところがありました。
ありましたっていうか今もあるけど。
でもデジタルで管理できるものはデジタルでやった方がいいよなと常々思ってたので、やっと思い切って始めてみた。
思い切り大事。
手帳を持たない生活は、心の手すりがなくなったようでちょっと不安。
どうなりますか。