ナビスコカップ準々決勝 ヴィッセル神戸戦

第1戦 ヴィッセル神戸 1-1 ガンバ大阪
第2戦 ガンバ大阪 3-0 ヴィッセル神戸

ノックアウトラウンドにおけるホーム&アウェイでの戦いというのは、180分を1試合としてどう戦うかという戦略が必要になるわけでありますが、第1戦を1-1というアウェイゴールを奪った上でのドローで折り返して来たというのは、ガンバとしては上々な結果と言えるものでした。
試合内容についてはかなり不満の残るものではあったけれども。
宇佐美しかおらんのかい的な。
佐藤&リンスの2トップになってからの手詰まり感ハンパなかったです。
まぁ宇佐美がスーパーすぎるという面もあるんだけども、それにしてももうちょっと何とかならんか...。

そんな低調な第1戦を反省したのか戦略的に狙い通りなのか、第2戦では前半2分に早々と阿部がゴール。
素晴らしかった。
左サイドからの崩しから倉田だっけ?が中に入れて阿部。
オ・ジェソクも本当に素晴らしい。
加入当初は今みたいに活躍してくれる選手になるとは思ってなかったよジェソク。
俺の目は節穴だ。
ガンバに来てくれてありがとうジェソク。

これでトータルスコア2-1。
リードしたとも言えるが、このあと神戸に1ゴールでも許せば引き分けを通り越していきなり敗退の淵へと天秤が振れる危機でもある。
アウェイゴールというルールを考えた奴は天才だなといつも思わされる。

神戸はナビスコカップの決勝トーナメントは初めての進出ということで、しかもその初めての相手がガンバということで、サポも含めて並々ならぬ決意があったことがうかがえる。
サポの応援もすごかったと思うよほんと。
オレオレオレオレオレオレオラ オー フォルツァ神戸アレー ラララララのチャントは耳に残りますね。
いいチャントだと思います。


しかしそんな神戸の前に7度立ち塞がったのが宇佐美貴史
お前は孟獲か。
このゴールで7試合連続通算9ゴールだそうで。
キラーどころではない。
すごいな。
しかもどのゴールもすごいからな。
要白いご飯だな。

でもこの第2戦で最も熱くなったのは倉田のゴールだった。
宇佐美からのパス、それを受ける倉田、繊細微妙なボールタッチで相手DFを交わし、ガンバ大阪のすべてを祝うようにネットを揺らす。
痛快。
極上のカタルシス
2-0ならどうなるか分からなかった。
不安だった。
それが3-0。
この瞬間の歓喜爆発。
たまらんかったなー。

これが83分。
神戸は残り7分あまりで3点取らなければならない。
フフンと鼻で笑えるほどの余裕さだ。

神戸は前目の選手がガンバボールになるとかなり積極的にプレッシャーをかけてきて嫌らしかったけども、そのあとが続かない感じでイーブンなボールもガンバが拾うことが多かったような印象がある。
DFラインが低かったからなのか、宇佐美を意識して上げれなかったのか、そのへんはよく分かりませんが第1戦に比べてやりやすかったように見受けられた。

他に印象に残ってるプレーといえば、時系列無視して書きますけど宇佐美が5〜6人に囲まれながらパトリックに出したパスをドフリーのパトリックが外したやつ。
決めろやー!と言わずにはいられなかったw

あと、フタが右サイドから入れた低いクロス。
相手GKの前に入れてFWに点で勝負させるような。
あれもパトリックじゃなかったっけか。
違ったかもしれない。オンデマンドで見直してない。
***
【追記 2014/09/09 00:15】
 パトリックじゃなくリンスでした。しかしあのフタのパス上手かったなー。
***

そして遠藤な。
後半のあれ何分だったか、カウンター気味に攻め上がった時にどこに出すかなーと見てたらいきなり大きく右に出して「えっ」て思ったらそこに宇佐美がいたやつ。
あれすごかった。
上から見てたのに俺そこの宇佐美に気付いてなかった。
でも遠藤気付いてたんだね。
あのプレーすごい。さすが遠藤さん。

そんなこんなでセミファイナル進出。
ベスト4。
次のお相手は川崎さんだそうで。
手強い相手。
ナビスコダービーもちょっぴり期待したんですけども、まぁそれは嘘ですけども、次もしっかり勝って久しぶりの決勝の舞台に立ちたい。