第17節 ヴィッセル神戸戦

ヴィッセル神戸 1-5 ガンバ大阪

完勝。痛快。めっちゃ楽しかった。
J1リーグが再開して3試合。
この3つ勝てば大きいよなと思ってて、でもそうは簡単にいかないかもな、さてどうなることか…と期待と不安が入り混じる中断明けでしたが、蓋を開けてみたら見事に3連勝をキメてくれてもうサイコーです。

しかしやっぱり宇佐美はタダもんじゃないね。
昨今の躍動っぷりを眺めてたら2009年のFCソウル戦のときのこととか思い出して、すっかり大きくなったなぁーと謎の近所のおじさん目線になってしまって感慨もヒトシオです。
今季の宇佐美はホント頼もしい。
この試合も宇佐美にボールが渡るたびに期待が高まった。何かやってくれるに違いないという確信めいた予感。
そんな空気を纏うようになった。
去年のJ2のときもそういうのはありましたけれども、J1でも全然いける。
知ってたけど。

そんなこちらの期待に応えるように前半14分、先制のゴールが決まる。
何だあのシュート。
ゴール左下スミ強烈なミドル。
前にも一度書いたかもしれないけども、宇佐美って「そこから決まったらいいな」を現実に決めてくれるからすごい。
夢を形にしてくれる感ある。
しかし神戸さんは何であんなに宇佐美に時間とスペースを与えたんだろうね。
まぁ宇佐美ばっかり気にしてたら他にやられるんだけども。

20分には扇谷が取らなくてもいい西野のハンドを取ったせいでPKによる失点。
まぁこれはもらい事故みたいなものなので、こちらに過失はあまりない。
気にしなくていい。

そのあともガンバのペースで試合が進み、嬉し楽しい怒涛の攻撃。
この日のガンバは全体がコンパクトで選手全員の運動量も多く、球際も激しくファイトしてて見ていて本当に楽しかったです。最高だった。
米倉なんかパトリックからボールが出てこなくても上下動しまくりですごかった。
ていうか全員がすごかった。「すごかった」以外の語彙力ほしいぐらいすごかった。
大森と阿部の2列目もよかったなー。

キモというかポイントはやはり後半立ち上がりの15分ぐらいだったでしょうか。
前半のうちに2点を追加して3-1で迎えた後半。
神戸がホームの意地をかけてガンバゴールに迫りますがガンバ守備陣はこれを何とか凌ぎきる。あの必死のディフェンスは見応えあった。
あそこで3-2になってたらどうなってたか。
負けるとは思わないがイヤ〜な雰囲気にはなったようには思う。
ほんとよくしのいでくれたな思います。

その後、63分にはパトリックが追加点を決めてくれて、これで大勢は決したかなと。
最後には阿部がダメを押してくれてもうお祭り騒ぎ。
すごいジャンピングボレーだったね、阿部。
ジャンピングアベー。

終わってみれば5-1の大勝。
順位も再開後勝ち点9を積んで16位から8位にジャンプアップ。
獲得標高すごい。
ここまで7勝7敗3分けと成績も五分に戻した。
ACL圏内も見えてきたような気もするけどどうかな?いけるかな?調子のりすぎかな?()

とは言えまだまだリーグは一巡したばかり。
今後はいろいろと研究されて対策されて苦戦することもあるだろうけども(主にパトリックとか)、でも今のガンバを見てると勢い*1と経験*2がちょうど上手い具合に噛み合ってるような感じで、シーズン後半に向けてかなり期待が持てる気はする。
まぁでもこれは3連勝した今のこのパヤパヤした心情がそう思わせるのであって、楽観的な妄想と錯覚を捗らせるのも程々にという自覚はありつつ。
油断大敵。
ゴールまでまだ登り坂は残ってます。

そんなこんなで神戸戦は概ね楽しかった。
ペドロなんとかっていうクソみたいな奴のアホの所業には腹立ったけども、それ以外はほとんど良かったです。

ちなみに今回は初めてノエスタのバックスタンドに行ってみました。
高いところから見るとやっぱりなかなか面白いです。
見やすかった。

いい夏にしよう。

*1:若手の主力定着や新戦力の融合等

*2:数々のタイトルを獲得してきたクラブとしての経験と長谷川ガンバとしての1年ちょっとの積み上げ