第5節鳥栖戦とかナビスコ清水戦を見ての雑感。

あらためて何かこう観てる方としてはやっぱり2005年とか2006年とか2007年くらいの刷り込みがいまだに強いのかなーと思ったりしてます。
比較してもしょうがないと思いつつも、いまだにこびりついてる感じある。
2点取られるけども3点取るっていう、「こうあってほしい」という幻影。
理想と現実。
その差分を脳内で勝手に取って、あまりの彼我の距離にハンカチを噛みしめてグギギギ…っていう。

当時はガンバの試合を万博に見に行っても負ける気とか全然しなかった。
”Nobody can beat us at the BANPAKU!”の時代。
たぶん今日も勝つでしょ、点取られても「だから何?」としか思えなかった頃。

時が過ぎて2014年4月。
ガンバ大阪は全く点の取れないチームになってしまっております。
先制されるともうキツい。
得失点が総額表示だったチームはもうすっかり純額表示です。
どうしたらいいんでしょうね。
銀の弾丸とかないんですかね。
つらぽよですね。


攻撃のチューニングが合ってないような気がするんです。
いいプレー、惜しい場面も増えてきて、そういうのも結構あるんだけども肝心なところでまだちょっとしたズレが出る。
1タッチで繋いでポンポンポンと崩すプレーが減ったなと思わされる今日この頃ですけども、それも全く無いわけじゃなくて。
鳥栖戦や清水戦でも息の合ったプレーはあった。
でもその精度がもう一つ。
そういう細部。

かつて西野朗に対して、「メンバー固定させすぎだろ」とか思ったりもしましたけれども、その果実というか一つの効能は、そういった絶妙のコンビネーション、シンクロ率400%みたいな部分だったんだよなとも思ったり。
でもそうすると代替の効かないチームが出来上がってしまいますし色々と痛し痒し。
難しいところ。

もちろんサッカーというのは紛れの多いスポーツだし、運不運に結果が左右されやすいとは分かってますので、いくら息が合ってたって負ける時は負けるし、雑なプレーでドゴーン&ボガーンみたいな相手に負けることもありますし、でも精度が低いより高いほうが良いし、シュートは打ったほうがいいし打つなら枠内にショットオンターゲットの方がテンション上がるし盛り上がるし、やっぱりそういうところがゲームの差を分けるんじゃないかと思ってますしチームも乗りますし相手に怖さを与えられますし。
何かよく分かりませんけども何も考えずに適当に今勢いだけでキーボードをパタパタ叩いてますけども。


やっぱり何かこうみんな大好きなあのガンバ大阪が見たいなと思った。
あの頃のガンバがもっかい見たいなと。
まぁでも単なる郷愁です。

でも今のガンバ大阪のチャレンジの方向性は間違ってないとも思ってて。
失点を少なくして得点を多く。
でもまだ途中。
道半ば。

気持ち的には2002年とか2003年とかの「今日も勝ってちょっとでも上位に行けたらいいな」みたいな長い目で、大らかな気持ちで応援していこうと思った。
なんかそんな感じ。