ナビスコカップ/Aグループ 第1節 ヴィッセル神戸戦

ガンバ大阪 2-0 ヴィッセル神戸

2014年よりJリーグ規約第42条の補足基準(いわゆるベストメンバー規定)が改定された。

リーグ戦(J1・J2)、およびリーグカップ戦における先発メンバー11人は、当該試合直前のリーグ戦5試合(以下「直前5試合」という)の内、1試合以上先発メンバーとして出場した選手(以下「直前5試合先発選手」という)を6人以上含まなければならない。

http://www.j-league.or.jp/aboutj/document/2012kiyakukitei/03.pdf

これが、

J1リーグ戦およびリーグカップ戦における先発メンバー 11 人は、プロA契約選手または外国籍選手を合計6名以上含まなければならない。

http://www.j-league.or.jp/aboutj/document/2014kiyakukitei/03.pdf

こう。

おかげでスタメンが発表されてから試合始まるまでの2時間が非常に楽しみなものになりました。
仙台戦からスタメンを7人も入れ替えてくるなんて。
うひょー。

やっぱベスメン規定って悪法だったよなーと改めて思う。
僕らの見たい11人+ベンチって上から順に選んだ最強なメンバーとは限らないんですよね。
むしろ「旬」よりも「はしり」とかの方が見たい時があったりする。
そしてそれがその時の「ベスト」だったりもする。
ナビスコカップなんて特にそうで。
そういう意味ではこの神戸戦のメンバーはすごくよかった。
顧客満足度高し。

この試合で出色だったのは、リンスや阿部も良かったけどやっぱり明神かなぁ。
Gamba Osaka Never Die.さんでも言われてる通り。

余談ながら「いやー明神いいなあ、これに気づくオレの目も肥えてきたな」と思っていたら、
みんな口を揃えて明神サイコー言うてた。誰に目にも明らかな素晴らしさだった。

これめっちゃおんなじことオモタww
みんな最高言うててワロタ。

ポジショニングやスペースのケア、ボールを持ってからの展開なんかも効いてるなーという感じですごくよかった。
ありがたいプレーといいますか。
内田+今野よりもいいんじゃない?

あと何ですかね。
リンス。
リンスについてはこれまで面白い存在とは思うけれどもこのままだと面白いだけだぜ、と思っていたけども、何か見るたんびに良くなっていってる感じ。
フィットしてきたか。
シュートモーション大きすぎだろとかあんま細かい足元はなさそうだねとかは未だに思うけれども、全然スタメンでいけると思うよ。
それにしてもあのゴールは素晴らしかった。
入るとは思わなんだw


開幕からここまでのガンバを見てきて思うことは、まず立て直そうとする守備を目標通りに立て直すことができていてそこは素晴らしいなということ。
去年から取り組んできたことがJ1の舞台でもちゃんと実践できてる。
2-0のスコアになって「もう安心」と思える日が来るなんて。

しかし失点しないことを良しとするか、得点できないことを問題視するか。
このあたりはガンバサポの間でも評価が別れるところではありますけども、個人的にはここまでのところは評価できる結果だと思ってます。
もちろん超攻撃なガンバなスタイルは継続して欲しいですけれども、ひとまずはこれでオッケーかなと。
今後は今の守備の固さにどれだけ得点力が上乗せできるか。
そういうところを期待したい。宇佐美もいないことだし。

しかし。
このあたりはトレードオフなのであれですけども、本心としては「失点が少ないからまぁいいや」とは簡単には言いたくないのが正直なところ。
まぁいいやと周りがそれを許すとチームのスタイルなんてあっさりと変わってしまう。
攻撃的なガンバなんてまだ10年やそこらなんだし。
これでは観客に納得してもらえない、とクラブが考えてそう考える時間がずっと続くことでそれがクラブの土壌となり伝統となる。
まだまだ。
武士は食わねど高楊枝。
たとえ貧しくともそういうのは表には出さずに気位は高く持ちたいなーと思う。
何かよく分かりませんけども。
今のカチンコチンな守備(当社比)にはすっごく満足なんですけどね!


えー、まぁそんあこんなで。
次の試合は昨年のチャンピオン広島さん。
こないだのゼロックス見た時はアホほど強いなこのチームと思ったけども、今週末の万博ではどうなんでしょうかね。
でもなんかガンバが勝ちそうな気がする。