Raphaのウェアを買った。

ついに買ってしまいましたなぁという感じ。
Raphaってちょっと前まで自分の中では何というかオッサン臭いというか、値段ばっかり高くて着てる人も「Rapha着てるボクってお洒落でしょ」感が鼻に付いてたりしたんですけども(ひどい言い草だw)、ここ一ヶ月ほどそろそろウェアを追加で買い増ししたいなーと考えてて、じゃあどこのを買うかなとか思っていろんな自転車ブログなどを巡回してた時に、チラッとRaphaのクラシックジャージ買いました!みたいなブログに突き当たり、そのまま回れ右して公式サイトを見学に行ってみたらばほほぉ改めて見るとなかなか良さげじゃないか…ってなったんですけども即買いするほど物欲メーターも上がってないししかも半袖ジャージが1着2万円前後とかナメてんのかと思って候補にも上がらなかったんですが、なんかだんだん日が経つにつれ気になって気になってしょうがなくなってしまってチラッチラッみたいな感じだったんですね。やだ、もしかしてこれって恋…?的な盛り上がりのあれですね。
ほいで、いろんな購入レビュー見たり桜橋んとこのRapha Cycle Club Osakaに行って実物を眺めたりして、「あー、たぶん俺もうこれ買う流れなんだろなー」という予感がありつつもどうしようかなーという逡巡の結果、キヨミズダイビングの勢いでついに本日購入するに至った次第。
「悩む理由が値段なら買え、買う理由が値段なら止めておけ」。


買ったのはクラシックジャージとクラシックビブショーツ。


Rapha Classic Sportwool JerseyはRaphaの象徴とも言えるジャージです。シンプルながらもハイパフォーマンスとスタイルのバランスがこれほど高レベルで演出されたジャージは他にありません。Rapha創立と同時にリリースしたジャージは今となっても殆ど変わらない高い完成度を持っています。付属するアームウォーマーはコントラストカラーのホワイトにジャージカラーのピンストライプ入り。



色はブルー。


縫製とかもしっかりしてそう。

最終的に決め手になったのは、やっぱり「ずっとそこにある」ということなのかなぁと。
今回いろんなメーカーのウェアを見て回ったんですけども、結局どこも「今年のジャージは…」とか「今シーズンの春夏ものは…」という文脈でアピールしていて、毎年ラインナップが変わってるんですよね。まぁもちろんそれは年々スポーツウェアとしてのクオリティが上がっていってる、上げていってるというメーカーの企業努力に他ならないしそこはすごいなと思うんですけども、でも一方でいち消費者としては“ずっと変わらないもの”というのにも心惹かれるわけです。
僕はなんでもそうなんですけども、ものを選ぶときの基準として質や価格やデザインも大事なんですが、もうひとつ大きな基準としてそれがディスコン(廃番)にならないかどうかというのをとても重要視してます。もちろんそういう基準を当てはめるのがそぐわない商品もありますけれども、基本としてはまずそれがある。文具とか衣服とか身の回りのものとか。
で、そういう観点で見た時にあまりにも「今季の商品」というカラーが強すぎるのが自転車ウェア。まぁ自転車に限らずスポーツウェアは大抵そうですけども。
もうなんかそう考えた時にちょっとうんざりしてしまって、今これを気に入って買ったとして、それがボロボロになった時にはもうそれが市場にない、追加購入できないというのがとても嫌だった。
まぁそういう事態を避けるためにまとめ買いするという方法もあるけども、消耗品ならいざ知らず同じウェアを10着も20着も買うなんてありえない。どこのスティーブ・ジョブズだ。
というまぁそんな思いもあったりしてエイヤッと購入。

買ってみて思いましたけども、これはかなり所有欲満たされ度高い。
値段があれなので心理的な働きからそう思ってしまうのかもというのはありますけども、実際生地の肌触りとか色味とかジッパーの鳴きとかとてもいいです。
なんかもうジレとかウィンドジャケットとかベースレイヤーとかの他の製品も買ってしまいそうな気がめっちゃする。

Raphaについて

Raphaは最も魅力的で最高のサイクリング・ウェアをクリエイトする事に尽くしています.廉価版をライナップから排除し、妥協を限りなく抑え、高い価値観とこだわりを持ったサイクリストにとってどれを選択してもスタイルと機能の高バランスを納得していただけるアイテムだけを揃えています.Raphaのロード・ライディングに対してのパッションは商品だけではありません.商品を送り出すだけの企業としてだけではなく、独自のメディアを通してロード・ライドとレースの文化の魅力を発信しています.パフォーマンス・ウェア、アクセサリー、出版物からイベントにプロチームまでRaphaが直接関わる要素はすべてロード・ライディングのグローリーと苦痛を祝ったものなのです.

「ロード・ライディングのグローリーと苦痛を祝ったものなのです」っていうのが何かもう良いです。
路上の囚人。

あかん、もうこれ信者のあれやw

早く着て走りたい。


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