第23節 ジェフユナイテッド千葉戦

ジェフユナイテッド千葉 3−0 ガンバ大阪

昇格争い相手との直接対決。
ここまでガンバは9戦負けなし。
前節は8−2での勝利と勢いに乗ってるっぽい感じで迎えたこの試合。
否が応にも力が入る。
ここまでフクアリではガンバは負けなしだったそうで、そういう相性の良さもプラスだなーと思っておりましたが、終わってみればまぁ見事な完敗。
もう何でしょうね。
ゲリラ涙とか出てきますよね。
ぐぅの音も出ない。どうしようもないほどの惨敗です。


試合始まってすぐ、ボールを保持してゲームを支配しつつパウリーニョのバー直撃のシュートなんかもあって立ち上がりは良かったんですが、12分、カウンターを食らって早々と失点。
なんだかなぁ…。
ここまでの時点で先にガンバが決めていればだいぶ変わっただろうなという試合だった。
勝負はここで決まったかなという感じ。
こっからはもういいところなし。

やっぱ倉田がいないのが効いてる。
レアンドロ、家長よりやっぱり倉田だ。
ポゼッション取ってサイドの藤春使って相手DFの間を広げたりして、平井もちょくちょく裏を狙ったりしてフタもそこにパスを出したりもしたけども、やっぱり中央での攻め手に欠ける。物足りなさがある。どうしても。

でもまぁそういう倉田の不在を嘆いてもしょうがないとは分かっているんだけれども、例えば阿部とか大森とかがもうちょっとそのへんを頑張ってほしかったなぁとか思ったり。
代役というかチームに違う色味を付けるという意味で。

あと千葉には結構きっちりと対策を取られてるなと思った。
まったく好きにやらせてもらえなかった。
で、監督コメントを見たら計画通りだった模様。

Q:選手が集中を切らさないで最後まで走って失点0で抑えたというのは事実として、試合前にはG大阪にボールを持たれることも前提としてどこでボールを奪うかというような約束事もあったかと思うが?

「言える範囲で…になるが、G大阪の攻撃はセンターに入ってくることが非常に多いので、そこを遮断するということ。あとサイドでのコンビネーションとオーバーラップのところの受け渡しをハッキリするということ。特に左の藤春の攻撃参加が非常に多いので、そこをどうするかを練習でやった。センターに入るところの対応も練習でやってきた。それが功を奏した1つかなと思う」

なんでんかんでんめ……。

終わってみれば0−3。
大塚、山口に1点ずつ取られる始末。
なんかこう雰囲気的には実質ガンバが2点取ったみたいな感じがするので、なんとなく勝ち点も2点ぐらいくれたりしませんでしょうか。
しませんか。そうですか。

しかし誰だよ、山口とか大塚を出した奴は。
どこの強化部だ。
全然見る目ないな。


というか何だろう、正直ちょっとこれでいいのかって気はする。


2013/03/03 vs京都 △3−3
2013/03/24 vs千葉 △1−1
2013/05/06 vs神戸 ●0−2
2013/07/07 vs千葉 ●0−3


昇格争いのライバルと目されるこの3チームから4試合で勝ち点10を失ってる。
ぶっちゃけガンバの戦力からすれば、J2ではいくつかのチーム以外には勝って当たり前なんだよね。
事実、周りからはそう見られてる。
相手はより士気を高めて当たってくる。
だからこそガンバ大阪のJ2でのハードルは他のチームより高い。
だけれども。

「J2はそんなに甘くない」という言葉は確かにそうなんだけど、そこには幾ばくかの予防線的な心情が含まれてるんじゃないかと思ってる。
少なくとも僕はこの言葉を口にする時、ほんのりと後ろめたいものを感じてる。
「甘くない」なんて思いたくない。
それが本心。圧倒してほしい。
そしてガンバ大阪はそういうチームのはず。
J2の水に慣れたくないです。


まぁそんなこんなで。
今季2敗目を喫してはしまいましたけれども未だ首位。
次節は北九州。
きっちり勝とうね。
勝ちたいね。