SHIMANO WH-6700

WH-6700を買って300kmほど乗ってみたのでそろそろ簡単なインプレなどを書いてみる。
当ブログの6月、7月の検索語第1位は「WH-6700」だったわけですけども、やっぱり何かしら買い物をしようと思ったらまずは検索して情報収集しますよねーということを実感。自分も買う前は検索しまくって雑誌の提灯記事ではないインプレを読み漁った。なのでこれを書くことで誰かの役に立てればという思いを込めていっちょまえにインプレなんかを書いてみる。
大したことは書けないけれども。



■箱から出す

  • 箱でかい。
  • 邪魔。
  • 開けてみたら何カ国語分あるんだよってぐらいの数の取説。こういうのを見てSHIMANOは世界を相手に競っている企業なんだなと思ったり。
  • 持ってみた感じは「あ、やっぱ軽いわ」。
  • まぁタイヤとかチューブとかスプロケもないから当然なんだけれども、それでも何かちょっと違いみたいなものはあったと思う。知らんけど。
  • ハブを持って回してみたらカチカチカチカチというラチェット音が心地いい。爆音というわけではなく控えめな感じ。これが回転を上げてみるとコォーッという感じの少しくぐもったような音。いい感じです。


■見た目

  • 悪くない。好きです。
  • あまり主張しすぎない感じだし、落ち着いたマットなシルバーで素敵。
  • ハブの部分もメカメカしくてかっこいい。

  • でもこの「Tubeless」のフォントはどうなんだ。なぜこれを選んだのか。責任者はどこか。



■タイヤ装着

  • チューブレスとクリンチャーに対応だけども、ここは普通にクリンチャータイヤで。
  • あんまりチューブレスには興味なかったりする。
  • CBNとかのネットの評判とか見てみるとタイヤがすごく嵌めづらいみたいなインプレとかがあったりしたけども、全然そんなことなかったけどな。
  • 新品のタイヤじゃなく前のホイールから履き替えたやつだからか?よくわからん。
  • ということで特に苦もなくタイヤ装着。
  • 空気を入れた時に「パツン!パツン!」みたいな音が出たけどもあれは何なんすかね。
  • リムとビードが内部でどうのこうのみたいなアレなんでしょうか。よく分かりません。
  • 僕はまた中でチューブを噛んでしまってパンクしたのかと思ってしまいました。


スプロケ装着

  • ホントは新しいホイールだしスプロケも6700のを買うかーと思ってたんですけども、今使ってるティアグラのを外して押し入れの中にしまうのがもったいないというか可哀相な気がしてしまいまして。
  • 可哀相というのも変だけど。
  • でも脳内でパーツを擬人化させてセリフの1つでも言わせてみると急にそのパーツを無碍に扱うのがためらわれて、おかげでムダな出費を抑えられるという効果があることを発見しました。
  • ひいては地球環境にも優しいということで。
  • この「脳内パーツ擬人化理論」を世界に提唱していきたい。
  • ということで引き続き12-30tを装着。


■走ってみた

  • タイヤはMichelin Pro3 Race 700x23C。
  • 漕ぎ出し。ゼロ発進からの漕ぎ出しは特に軽いといった印象もなく。
  • まぁ高級ホイールとかと比べたら実際軽くはないんでしょうけども、今まで使ってた完成車付属のホイールと比べたら変わってるのかなーとちょっとは期待してたので、そのへんはちょっと肩すかし。


■加速

  • 加速に関しては違いを感じた。
  • 楽になったというか。
  • やはりハブが良いんでしょうか。
  • 滑らかにシュッシュッと加速していく感じ。(わかりにくい)
  • まぁ言葉では表しにくいです。


■振動吸収性

  • 一番わかりやすかったのがこれ。
  • 明らかに良いです。
  • 自分がよく走る道の路面の荒さとか、誰でもよく知ってると思うんですけども、え?舗装よくなった?って思うぐらい変わった。
  • まぁそれは少し大げさとしても、走っててちょっと笑ってしまった。そのクッション性の良さに。
  • 腕が疲れにくくなりましたね。
  • チューブレスタイヤにしたらもっとよくなるそうですけども。


■ブレーキ

  • 効きがよくなった。
  • シマノのブレーキシューとの相性なんでしょうか。わかりません。


■上り

  • 体感としてはハッキリとした違いは感じられなかったけども、左手骨折によるブランクが1ヶ月あったにも関わらず勝尾寺のTTで自己ベストからたったの10秒遅れだったところを見ると、多少の効果はあるのだろう。
  • 走ってる分にはよくわからんのだけど。


■下り

  • 下りはねぇ、なんか良い気がする。
  • やっぱりよく回るせいか滑らかに下っていく感じなのが気持ちいい。


■その他

  • 剛性とかそういうのはよく分かりません。
  • 付属のホイールマグネットをどうやって付けたらいいかを散々悩んだけども、そのままスポークにギュッと押し込むだけでよかった。
  • なんだそりゃ。
  • まだ僕の経験値的に比較対象が少ないので何とも言えませんけども、今の自分のレベルにはこれで十分という気がします。
  • 実売価格30,000円前後でこの性能なら文句ない気がする。
  • 知らんけど。

こういうのって上を見ればキリがないところがありますし、どこで折り合いを付けて満足するかみたいな感じですけども、少なくとも個人的にはいい買い物をしたなという気はします。
同価格帯のZONDAとかとも迷ったけれども、SHIMANO製品を贔屓にしてる部分もあるし。
まぁ5万円以下の手頃なホイールで迷ってる人がいたらオススメしたいとは思う。
いい買い物した。