第5節 サンフレッチェ広島戦

サンフレッチェ広島 4−1 ガンバ大阪

他サポだけど、そんなに悲観するほど悪いサッカーじゃないだろ
内容的には良かったよ
選手の質も高し、監督も悪くない
サポも熱いし、今は歯車がちょっと噛み合ってないだけじゃないかな
先は長いんだから、このまま焦らずじっくりいけば問題なしだと思うよ

このコピペが妙にしっくりくるような、そんな感じな今のガンバ大阪
てかこのコピペはマジで汎用性高いな。

負けることに対してハードルが下がっているというか、勝ち負けについてそれほど厳しい目で見なくなってきた今日この頃。これを麻痺というのかどうかは判断に迷うところではある。
昨日の広島は強かった。
でも手が付けられない強さかというとそういう印象はなくて、どちらかというとスコアほどの差はなかったと思う。誰もが思ったと思うけれどもあのPKを決めて2-2になっていれば流れは違ったような気がする。タラレバだけど。あのあと前掛かりになっていなければ4失点もしなかったように思う。

しかし本当の問題はそこではなくて、やはり心配になるのは運動量の少なさだったり個々のつまらないミスだったりする。

2012年シーズンが1月中旬からスタートはしたものの、運動量や個のレベルアップなど積み上げたものの薄さを感じさせるガンバの道のりは簡単なものではないのかも知れない。

オフィシャルがこういうことを言うのはやめてくれないか。他人事みたいに。「簡単なもの」でなくしたのは誰だって話だよ。
まぁでもおそらくこの影響は当分引きずってしまうのだろう。松波もやっかいな問題を引き継いでしまったもんだ。ちょっと気の毒に思ってしまう。

ちょっと気になるのはやはりディフェンスライン。
昨季までの西野と山口が作ってきた守備に今野というピースは明らかに合っていない。合ってはいないがそもそも合わせようとするのが間違いなわけで、それがためにチグハグな守備になってしまっている。たぶんコンビを組む中澤もやりづらい思いをしてるんじゃないかと思う。
これまでの守備のベースがベースとして機能していないのでその影響がチーム全体に及んでしまっている印象。ビルドアップ時のCBとボランチの距離とか、カバーリングのためのラインブレイクのタイミングとか。
今野を中心に守備組織を組み立てていくのであれば一から作り直す意味でもメンバーを入れ替えてみても良いような気がする。丹羽を入れるとか。
アゲアゲのDFラインで中盤をコンパクトに高い位置からボールを奪ってショートカウンター、というのもいいけれどもそういうのとは訣別の時なのかもしれない。作り直すのは時間がかかるだろうけれど今年はそういうシーズンだという覚悟は完了済み。
重ねて言うけども観る方のハードルも下がってると思うので、思い切ってそういうことに取り組めるという現状でもある。ていうかそうでもしないと未来はない気もする。
今野を使っていくのであればね。

よかった探しをするとやはりFW佐藤。
敗戦と向こうの佐藤の100ゴールで霞んでしまっているがこの日の佐藤晃大はJ1初スタメンで初ゴール。素晴らしい。前戦からの献身的な守備とかボールを受けるために動きの多いFWは好きです。しかも点も取ってくれたし。


またしてもリーグ初勝利はおあずけとなってしまいましたがまだまだこれから。
でも早く勝ってほしい。