Inside Line Equipment のバックパックを買った。

吹田スタジアムこけら落とし記念に何か買いたいな―という意味のよく分からない理由付けを思いついたので、前々から欲しかった『Inside Line Equipment(以下、ILE)』のバックパックをポチった。
今使ってるショルダーバッグがかなり不満で万博行くとき用のカバンも新しく欲しかったし。

実物を見ないまま買ったので若干の不安があったけども、いいものが買えてとても満足。
安くはないお金を出して「ちゃんとしたもの」を買うといつも思うけど、その「もの」が持つパワーというか存在感というか、そういうのを感じてやっぱり下手なものを買ってとりあえずな感じで間に合わせるよりも、しっかりと満足のいくものを手にしてQOLを高めた方が幸せだよなと改めて思ったりする。
いい買い物は心を豊かにする。
まぁそうは言ってもなかなか自分の思うとおりに物欲は満たせないので難しいのだけれども。

で、そんな感じで手にしたこのILEのバッグ。
購入した人の日本語レビューとかググってもあんまり見かけないので何か書いてみる。


ILEは、サンフランシスコのベイエリアにあるハンドメイドバッグのブランド。

Our bags were created while in the saddle of a bicycle, on the way to the local crit or cross race, or riding home with a bag of groceries. They are designed with strength and simplicity in mind, and the style and elegance found in cycling itself. We use the toughest materials, and best machines, to make durable bags of all types.

Lifetime warranty on materials and craftsmanship. Handmade in the San Francisco Bay Area.

(雑な意訳)
ウチとこのバッグは、地元のクリテとかシクロクロスのレースに行くときとか、自転車乗って何か買い物に行くときとかにええ感じやで。シンプルでエレガントやし自転車乗るのにちょうどええんちゃうかな。ほいでバッグは生地も機械もええのんつこて作ってるしめっちゃ丈夫やで。マジで。

ほつれたりしても生涯保証。サンフランシスコのベイエリアでハンドメイドやで。

はい。
今回買ったのは「Race Day Bag」。

これはいい青黒。

以前にここのサドルバッグを買ったことがあって、見た目がカッコよくて俺好みというだけではなく縫製や素材もちゃんとしてたのでとても気に入ってた。
なのでバックパックもILEのをいつか買いたいなと思ってたのです。


そのサドルバッグ。


大きすぎず小さすぎずのいい感じ。



バックパックを選ぶにあたってのぼんやりと考えてた条件としては、

  • 1泊〜2泊ぐらいの小旅行ができるぐらいの容量がほしい。

 そんなに大容量は必要ないけども、輪行旅行するときとか泊まりがけでアウェイゲームに行くときのような、ちょっとした旅に事足りるぐらいの大きさ。

  • 軽い方がいい。

 まぁ容量とも関連しますけども、モノはいいけどめっちゃ重いバッグとかあるじゃないですか。
 ああいうのはダメ。

  • できたら青黒カラーリング。

 宗教上の理由から。

という感じ。

で、このRace Day Bag自体は前から目を付けてたんですが、以前見た時には色が黒とかグレーとか白、赤、黄色とかしかなかったんですね。
その中から選ぶんだったら黒かグレーかなぁという感じだけどどれもイマイチ。
なのでカラーリングに関してはカスタムプログラムがあるので、それを利用して「Default」や「Default mini」(どちらもILEの顔とも言えるモデル)でいい感じの色のやつを作ってもらおうかなーと思ってたんですけども、でもそれだとアップチャージはかからないけど英語で直接やりとりしたりするのが大変そうだな……となかなか思い切れずにいました。

が、最近になってRace Day BagにもNavyが追加されたらしく、一目見てこれがもう最高すぎたのでNavyに決定。



思ってた通りのカッコよさ。
ハンドメイドインカリフォルニア。



生地のアップ。
X-PACという生地を使っており、 軽量で引き裂き強度と防水性が素晴らしい。



両サイドにジッパーがあるのでメインの収納部がガバッと開く。
このおかげで荷物にアクセスしやすい。
便利。



中の背面部にはドローコード付きの荷室がもう一つ。
靴だとかその他いろいろ何でも入れれそう。


で、大体どれぐらい入るか試してみた。


・ウィンドジャケット
・ロングスリーブジャージ
・ロングスリーブインナー
・ビブショーツ
・ソックス×2
・アームウォーマー
・ニーウォーマー
・チノパン
・グローブ
・フェイスタオル×2
・ボトル×2
・ヘルメット
・携帯ポンプ
アイウェア

など。



全部入れてもこんな感じ。
まだ多少の余裕がある。
薄着の時期か厚着の時期かにもよるけども、1泊は余裕、2泊は人によるかなぐらいな感じ。
まぁ余裕っぽいけど。


内部フロント側にも大きなメッシュポケットが2つあって、


ウォーマー類を入れたり、



携帯ポンプや鍵、補給食を入れたり。



直方体なので自立する。
底の部分の生地はバリスティックナイロンかな?
かなり丈夫っぽい。

缶ビール6缶パックが3パックぐらい入りそう。
食パン超熟5枚切りだと6斤ぐらい入ります。
知らんけど。

サイズ的には公式では「11x20x6″」となっているので1インチ=2.54cmとして、横27.94cm×高さ50.8cm×奥行き15.24cmてとこでしょうか。
実際に測ってないからわかりません。
容量は21リットルとのこと。



上蓋部分のポケットは止水ジッパー付き。
なので雨でも安心。
ここに財布なんかを入れときます。



フロント面にはメッシュのポケットになっており、ここにヘルメットを入れることができる。
ヘルメットじゃなくても何でも入れられますね。
濡れたタオルとかTシャツを入れとけば中に水は染み込まないしメッシュだしすぐに乾くかも。



ショルダーも幅広で身体にフィットしていい感じ。

国内通販で取り扱ってるところもありますけども、ネットで直接注文したらサンフランシスコから3日で届いた。
値段は240USドル + 送料28USドル(DHL Express)。
それに関税+消費税+通関手数料として3,580円の追加料金。
ぐぬぬ…。
意外と取られてしまったわ。
関税とかすっかり忘れてた。
トータルするとちょっと予算オーバーだったけど、まぁ超満足だから全然オッケーかなと。

何かにつけガンガン使えそうなカバンなのでこれからが楽しみ。