第33節 ヴィッセル神戸戦

ガンバ大阪 3-1 ヴィッセル神戸

視界良好。
約3年ぶり*1に首位に立ってみて、ここからの景色はこれほども気持ちのいいものだったかと、改めて思う次第であります。
しかも最後の最後に交わして立つのではなく最終節を残して初めての首位ということで、1週間だけ追われる立場に立つというのがまた得も言われぬ喜びと緊張感、そして軽い恐怖があったりします。
まさにこれぞリーグ戦の醍醐味であるなあ!と思わずにはいられません。
しかしこんな気持ちよかったっけこの場所…。

さらに我が軍は天皇杯ファイナルも残しており、それへの期待も含めて多幸感マシマシ。今ならちょっとぐらいの嫌がらせならホホホとか言って何でも笑顔で許せそう。

ちょうど2年前の今日、降格の憂き目に遭い、この世には絶望しかないと思ったものですが、遠藤保仁の「ガンバに残ります」の即日の一言で切り替えることができ、そしてそれが今に繋がっているわけですね。
よくぞここまでという気持ちでいっぱいです。
しかし「まだ我々は何も成し遂げ(ry」なので、最終節徳島戦でキッチリと勝ってカンピオーネカンピオーネとアホみたいに歌いながら笑顔で大阪に帰ってきたい。
今「徳島戦で勝たないと得しません」て書きかけたけど何とか我慢した。
あぶなかった。


ほいで肝心のこの試合の方はと言いますと、まず神戸のスタメンとベンチメンバーを見て茂木がいない事を確認してちょっとホッとする。
未だにトラウマがあります。

立ち上がり15分、めっちゃ攻められる。
怖いシーンもいくつか。
おいおい。
しかし何とかこの時間をしのぐといつものガンバペース。
前半だけで2-0。
ハーフタイムにはモチベーションの差というのはこれほどにもあるものかと思った。
賭けるもののあるチームとあまりないチーム。
一応あちらさんも9位以上だっけ?を目指してたとか何とかどっかの記事で見ましたけども、リーグ優勝、そして三冠というモチベーションには敵いませぬな。
チームとしての地力もあれですし。

そして後半は1失点は喫したものの、2G1Aという宇佐美のスーパーな活躍で無事勝利。
ありがとうございます。
今までで一番気持ちのいいホーム最終戦だったような気がする。
キャプテン遠藤の挨拶も楽しかった。
しかし宇佐美はほんと神戸戦ではすごい。
彼にとって神戸は養分か。
滋養のあるおいしいご飯とかか。
これからもその調子でよろしくお願いします。


これで勝ち点3を積んで62。
降格圏からついにここまで来た。
http://www.j-league.or.jp/standings/graph_j1.html
何度見てもこのグラフすごい。

三冠の可能性があるのはガンバだけみたいに言われ始めた時、「いやいやいやいや、ないないないないw」て思ってたけども実際にガンバは勝ち続け、勝ち点差をみるみる縮めていった。
要因としては戦力の充実とか攻守の切り替え、守備の整備、監督の采配やチームとしての経験値、メンタリティ、そして運など、いろんなものがあるんだろうけれども、そういうものを全部ひっくるめて「ガンバすげー」で片付けたいと思います。

残りはあと2つ。
チャンスの前髪
今週末が楽しみだ。

*1:2011年10月15日に名古屋に1-4で負けて柏に首位を明け渡して以来。https://data.j-league.or.jp/SFMS02/?match_card_id=13493