スラスラできる確定申告 〜新スタ募金の領収書を添えて〜

こんなエントリがgambaタグでいいのかという疑問がちょっとありますけれども、まぁ新スタがらみなのでこれでいいか。

はい。
というわけでそろそろ確定申告の季節です。
今年の確定申告の受付は平成26年2月17日(月)から同年3月17日(月)までです。
例年は3月15日までなんですけれども、今年は土日を挟むので翌営業日になります。

「確定申告」というと何かこうすっごくややこしそうなイメージがありますけれども、なんでこうややこしいかというと、簡単にいうと家庭の事情は人それぞれだからです。
国としては万人にとって課税の公平を図りたいんだけれども、人それぞれに事情が異なるので竹を割るような一律な方法では公平にはならないし、時の政府の経済政策的な思惑やいろんな方面からムニャムニャがあったり政権が交代したりで毎年毎年グダグダを改正を重ねて今があったりします。
まぁそのへんの話はどうでもいいんですけども。

というわけで、ガンバサポ的には今確定申告がアツい。
今日はその確定申告書の書き方をダイジェストでお届けしようというエントリー。
かなり簡単にまとめたいと思います。

今から書いていく上で想定する納税者は、一番多いと思われる、

・1ヶ所からのみ給与を得ている
・平成25年中に新スタ募金をした

という人です。
医療費控除や住宅借入金等特別控除を受けようとする人は最後にちょっと補足を書くかも。
書かないかも。

とうわけで、スタート。



【用意するもの】
・平成25年分源泉徴収票
・スタジアム建設募金団体からの領収書(平成25年中の日付のもの)

これだけ。
簡単。
あとはネットに繋がるPCとプリンタがあればOK。
今回はネットで作って→プリンターで申告書を印刷という手順。
手書きでもいいんだけど、ネットで入力していった方が数倍ラク。
プリンタがなくても近頃はセブンイレブンという印刷屋さんがありますので、そこのネットプリントというサービスを使って印刷すればよろし。
http://www.printing.ne.jp/



【手順】

下記のサイトにアクセス。


「作成開始」をクリック。



「書面提出」を選択。

e-taxでもいいんだけど、国税庁の作ったこのソフトはクソみたいに使いにくいので慣れない人は辞めたほうがいい。

次は利用環境の確認。


これはもうサクッと「全て確認済み」のチェックボックスに✓入れて終わり。

次は申告書の選択。

普通の給与所得者なので2番目のボタンを押す。不本意ながらもピンクのボタンを。

次。

「給与が1ヶ所の方」を選択。

2ヶ所以上から給与を得ていたり株の売買や配当を受けていた人は真ん中のボタンなんだけれども、そういうのは割愛。


提出方法の選択と生年月日を入力。

ここでは便宜的に誕生日を2005年12月3日にしてみる。
8歳。

そしてここで源泉徴収票登場。


ここの3ヶ所の数字を…


それぞれこの3ヶ所に書き写す。
「住宅借入金等特別控除の額」があればその数字と摘要欄にも必要事項を記入。
そして支払者(勤務先の会社のこと)の住所と会社名も入力。

ここで数字が合ってないとエラーが出ますので間違いのないように。

もう山は越えました。
あとは寄付金の額を入力。


ここをクリック。

募金団体から送られてきた領収書を見ながら淡々と入力。

1.寄附年月日
2.支出した寄附金の金額
3.寄附先の所在地 → 大阪府吹田市
4.寄附先の名称 → スタジアム建設募金団体
5.寄付金の種類 
→ (東日本大震災に関する寄附金(震災関連寄附金)ですか。)いいえ 
→ 「都道府県、市区町村に対する寄附金」を選択



入力した内容をチェックチェック!
医療費控除や住宅借入金等特別控除のある方もここで入力をご一緒に。

OKなら次へ。

次は「住民税に関する事項」。


「住民税に関する事項」ボタンを押して確認。
16歳未満の扶養親族がいる場合には、その扶養親族の氏名・続柄・生年月日・別居の場合の住所などを入力。
これでふるさと納税の申告も同時に済みます。
楽ちん。

そして次へ。

住所・氏名等を入力。

めんどくさいけど間違いのないように。
ここで提出先となる所轄税務署もわかります。

この時点で「所得税の」還付額もわかります。
金額の少なさにガッカリしませんよう。
住民税からの控除の方が大きいですから。



そして還付金を振り込んでもらう口座番号なども入力。

全部入力できたら次へ。
あともうちょっと。


そしていよいよ印刷。
PDFで出力されますので、そのまま印刷するか、保存するか。
セブンイレブンネットプリントで印刷する場合は、ここで保存してネットプリントにアップロードしてセブンイレブンで印刷。
ネットプリントが分からなければググるが吉。

そしてもろもろ確認してねと。


ここはもうそのまま「次へ」でOK。


「ご利用ありがとうございました。」


おわり。


いかがでしたでしょうか。
パーフェクツな確定申告書がお手元にございますでしょうか。
長かったですね。

あとは印刷した申告書に認め印を押して、「添付書類台紙」に源泉徴収票(原本)と寄附金の領収書(原本)を貼り付けて、封筒に入れて所轄税務署に郵送するだけ。
簡単ですね。

郵送するときは源泉徴収票や領収書はコピーを取って手元に置いておくことをおすすめします。
そして郵送の封筒には申告書(控え)と返信用封筒も同封し、自分用の確定申告書に受付印を押して返してもらうようにした方がいいでしょう。
しなくてもいいけども、した方がいろいろと間違いがないのでやらないよりやった方がいいと思います。

あと、今回入力したデータを保存しておけば、来年また申告するときにそのデータを使えるので保存しておくと便利です。
保存するのはPDFファイルではなく(それも保存してていいけど)、「h25syotoku.date」というバイナリファイルです。


以下、補足。


・郵送先・提出先
全国の税務署の所在地一覧

提出先は基本的に現在お住まいの所轄税務署です。
去年は大阪に住んでたけど新年早々東京に引っ越ししたとかの場合は東京の税務署です。


・税務署に行きたいけど平日行けない

まぁ混んでそうですけどね。


・住民税の控除額は?

シミュレーション大事。


・動画もあります。


こんな感じでしょうかね。
なんか簡単に終わらせるつもりが結構書くのに時間かかってしまった。

ちなみに還付申告は2月15日以前でも受け付けてもらえます。
むしろその方が早く還付金ももらえるし税務署の人も早く仕事を終わらせられるしWin-Winなのでオススメです。

あとこの時期「還付金詐欺」とかありますけども、税務署は決して電話では「還付金を振り込みますので云々」とか連絡はしてきませんし、口座にお金振り込めとか言ってきませんので、そういうのには引っかからないように気をつけて。
まぁそんな人はいないとは思うけど。


とうわけで。
納税においては1円の不足も、1円の納めすぎもあるべきではありません。
適正な申告をして税金を納め、あるいは還付金もらってそのお金でtotoBIG当てて6億円をゲットしてまたそれを新スタ募金とかに使いましょう。
良い納税で良いスタジアムを。