第33節 水戸ホーリーホック戦

ガンバ大阪 5ー0 水戸ホーリーホック

今更な感もありながら水戸戦のことを少し。

1週間前の今治戦と同じスコアながらも内容的にはこちらのほうがずっと良くて。
ほぼ完勝。
長崎戦で大いに露呈した前線の課題を2人ともが意識を高く持って守備に走ってくれた。
その上で点も取ってくれるのだから頼もしい。

そしてCBに入ったのが西野ではなく丹羽大輝だったのも大きい。

「守りのための守備でなく、ラインを高く保って、中盤を押し上げれば、必然的に前の二人も守備に行かざるを得なくなる。ガンバは攻撃が好きな選手が多いから、その分高い位置で奪わせてあげれば、良い攻撃にもつながるんです」(丹羽)

なにこの包容力高めなコメントw
いや、でもマジでその通りで、今野はあんまり上げたがらないところがあるので丹羽がその分積極的にラインを上げれば自然セカンドボールへのアプローチも負けなくなるし攻守の切り替えも早くなる。
もちろんリスクはあるものの、そこは点を取られても「転んでも泣かない」という精神的失点耐性の高さでカバー、ではなくちゃんと前から連動して守れてるのでそれほど危なげもなく。
長谷川健太はこうやって守備をしたかったのかなと。

あと途中出場の星原もよかった。
加地さんのケガで急遽投入といきなりの出番だったけれども、まぁまぁ良かったんじゃないでしょうか。
このまま星原が経験を積んでいけばガンバは面白い左右両サイドバックを備えたチームになるかもしれないw

全部で5点入ったゴールですけれども、その中でどれか一つ挙げろと言われたら阿部のミドルなのかなぁ。
49分という時間も良かったしゴールそのものも美しかった。
天皇杯で起用された期待に応えられなかったという鬱憤も晴らすという意味でも彼にとっては良かったですね。

あとフタのゴールも素晴らしかったということは言っておきたい。
ああいうの久しぶりに見た気がする。

というわけですんごい雨の中での試合となった水戸戦。
まったく水たまりができないピッチというのはとても素晴らしく誇らしいスタジアムなんですけども、そんなことよりマジで早くちゃんとした屋根がほしいと心の底から思った。
もうちょっと寄付がんばろ。

神戸が長崎に勝って3位との勝ち点差は14に開いた。
最短でいくと36節栃木戦?で昇格決まるのかな?
よく分かりませんけどもそんな感じで1日も早く秋の収穫を迎えたいですね。