ミッシングリンクと自転車掃除。
自転車の掃除をしました。
ミッシングリンクというのは『連続性が期待されている事象に対して、非連続性が観察される場合、その比較的顕著な間隙を指す』なんてWikipediaには書いてあったりしますけども、自転車の世界ではチェーンのコマの交換可能なパーツの1つだったりします。
こんなの↓
KMC 10スピード用ミッシングリンク CL559R 2セット入 Tiゴールド
1,000円弱。金色にしてみた。
これを使えばチェーンの掃除が飛躍的に楽になると聞いていろいろ調べてみたらなんかすっげー簡単らしい。しかもパーツ自体の値段も高くない。
そんないいものがあるならもっと早くに教えておいてよと言いたい。誰かに言いたい。
今回の掃除の手順としては以下の通り。
- チェーンを切る。
- 切ったチェーンをペットボトルに入れて灯油に漬け、汚れを落とす。
- 漬けてる間に車体とかその他の部分を掃除。
- ミッシングリンクをチェーンに付けて装着。
- 完成!
こんな感じ。
ちなみに下の写真が掃除前のチェーン。
ドロッドロ。
■1.チェーンを切る。
まずチェーンを切るんですけども、チェーンカッターを持ってなかったので買ってきた。
チェーンカッターも800円ぐらいのとかから3,000円ぐらいのまであるんですけども何が違うのかよく分からなかった(たぶんあんまり変わらない。変わるのは使い勝手とかだけと予想)ので適当なのを買ってきた。
TOPEAK(トピーク) Universal Chain Tool TOL19800
こんなの。
買ってきてから気付いたんだけどもこのチェーンカッターは分解できるスグレモノで持ち運びにも便利っぽい。
しかも持ち手のところの尻軸から予備のコネクトピンを入れられるようにもなってる。すごいね。
で、これも買ってきてから気付いたんだけど、今まで使ってたチェーンにはもうミッシングリンクが付いてた。チェーンカッター要らなかった。そんなの最初から教えててよトレックストアさんよー。
で、そんなの知らなかった俺は普通にチェーンをカッターで切る。
チェーンフックを使って切りやすくたるませる。
今見たら思いっきりミッシングリンクやん(笑)。
■2.切ったチェーンをペットボトルに入れて灯油に漬け、汚れを落とす。
灯油でチェーンを洗うというのは結構メジャーな方法らしいんですけども、SHIMANO非推奨らしいので各自自己責任で。
これをペットボトルに入れる。
そこに灯油(ガソリンスタンドで1リットル103円で買ってきた)をそそぐ。
▲灯油入れてペットボトルをガチャガチャ振ってしばらく寝かす。
■3.漬けてる間に車体とかその他の部分を掃除。
今回初めてプーリーを分解して洗浄した。
ここも一番酷使されてるパーツなだけあってドロドロ。掃除する時は毎回結構よく拭いてはいるのだけどやっぱり手が届かない部分もあるのでどうしても汚れが残る。
写真じゃ分かりにくいかもしれないですけどめっちゃキレイになってます。もうイヤリングにできるぐらい。
使ったのはKUREのパーツクリーナー「ブレークリーン」。
KURE(呉工業) ブレークリーンロング増量 (840ml) ブレーキクリーナー [ 品番 ] 3014 [HTRC2.1]
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そしてスプロケもピカピカ!
■4.ミッシングリンクをチェーンに付けて装着。
そしていよいよチェーンを灯油から取り出して、パーツクリーナーで付着した灯油を洗い流してウェスで拭く。
この拭いて綺麗になったチェーンなんだけども、手でチェーンを直に触っても手が汚れないという感覚はちょっと奇妙で何かほんのり感動してしまった。これは気持ちいいです。
そして、ちゃんとチェーンリングからスプロケ、プーリーに通して新しいミッシングリンクを付けて完了。
■5.完成!
綺麗になりすぎワロタw
最後にしっかり注油して完了。
ここまで綺麗になるとホント気持ちいい。しかも思ってたよりずっと簡単。そしてこの方法だとすごく経済的。
今まではチェーンクリーナーにディグリーザーを入れてグルグル回してやってたんだけども、どうしても汚れは残るしディグリーザーはいい値段するしでずっと何か不満だったんですよねー。
それがこの方法だと思いっきり綺麗になるわ、普段チェーンが邪魔で掃除できないところに手が届くわ、しかも灯油は安いわで言うことなし。
後かたづけ的にも大して変わらないし。
もっと早く知りたかった。
ということで超スッキリしたという日記でした。
※※※
追記:2015/12/23
水を使わないでもっと簡単な洗車方法をまとめました。
灯油もいいけどこっちの方もオススメ。